タネをしっかり練る(こねる)のは大間違い!?
肉汁じゅわ~のハンバーグはおいしくない!?
ハンバーグの常識をくつがえす究極のハンバーグレシピを紹介します。
こちらの記事は、2018/3/15OAの「得する人損する人」で紹介された、こねないハンバーグのレシピをまとめたものです。
※番組は、既に終了しています。
2015年ハンバーググランプリ優勝の''アッシェドールタケウチ''竹内総司シェフのプロ技が詰まった究極のハンバーグの作り方!
こねないハンバーグレシピのポイント
◆肉汁がじゅわ~っと流れ出さないハンバーグを目指す=口に入るまでハンバーグの中に肉汁を閉じ込める
→ハンバーグを切ったときに、肉汁(旨み)がお皿に逃げてしまうのを防ぐため。
食べた後に口の中で肉汁が溢れ出すように!
テレビでは、よくハンバーグをナイフで切って肉汁じゅわ~な映像が流れますが。。
確かに皿の上で旨みが逃げていると言われればそうですね。
◆タネは練らない!10秒混ぜればOK!
→肉の繊維が壊れてしまう。 焼いたときに縮みやすくなり、肉汁(旨み)が逃げてしまうため。
タネは粘り気が出るまでよく練るのが常識だと思っていましたが、そうではないようです。
目からウロコです。
レシピの中には、他にも細かいポイントがいくつかありますが、その多くが「肉汁(旨み)を閉じ込めるため」のものです。
こちらは、この後、詳しく説明していきます。
こねないハンバーグの材料
- 合挽き肉 ・・・ 300g
(牛:豚=7:3がおすすめ)
- 玉ねぎ ・・・ 1個
- 卵 ・・・ 1個
- パン粉 ・・・ 大さじ3
- 塩コショウ ・・・ 少々
- ナツメグ(あれば) ・・・ 少々
- セロリ(あれば) ・・・ 少々
※牛乳は味が薄くなるため入れない。繋ぎは卵で十分。
※セロリ(みじん切り)は肉の臭みを消してくれるので、タネにまぜるとGOOD!
《 参考》
※番組内では材料の分量は紹介されていませんでした。
上記の分量は私がいつも作るレシピを参考にしています。
分量は、お好みでご調整くださいね!
こねないハンバーグの作り方
1.玉ねぎをみじん切りにして炒める(約1分)
※飴色まで炒める必要はない。
炒めすぎると水分がとんで、甘くなりすぎてしまう。
2.ボールに合挽き肉、炒めた玉ねぎ、パン粉、卵、ナツメグ、セロリ(みじん切り)、塩コショウを入れる。
3. ②のタネを粘り気が出ない程度に軽く混ぜ合わせる。(約10秒ほど)
※一般的なレシピでは、タネを粘り気が出るまでしっかり練る(こねる)と書かれたものが多いですが、よく練ると肉の繊維が壊れ、焼いたときに縮みやすくなるため、肉汁(旨み)が逃げてしまう。
4. 空気を抜くようにハンバーグを成形する。
※一般的なレシピで成型時に真ん中をくぼませるのは、肉の縮みによる破裂を防ぐためです。
しかし、こちらの練らないハンバーグレシピでは、肉が縮まないように作られているため、真ん中をくらぼませる必要はなし。
5. 成型後、冷蔵庫で30分程冷やす。(冷凍庫なら10分)
※焼いた時に肉汁が流れ出るのを防ぐため、冷蔵庫で脂を固める。
6. 弱火でじっくり焼く(片面5分、裏返して10分)
※最初は中火~強火で表面に焼き目を付ける方も多いと思いますが、強火では肉に一気に火が入ってしまうため、肉が縮み肉汁(旨み)が逃げてしまう。
※フライパンの蓋をして蒸し焼きにするも間違い。
蓋をすると密閉され、肉に一気に火が入るため、肉が縮み肉汁(旨み)が逃げてしまう。
※蓋をしないと焼き上がるのに時間がかかってしまうため、早く仕上げたい人はアルミホイルを使って蓋をすると良い。
→アルミホイルでは適度な隙間ができるため温度が上がりすぎない
→ある程度火が通ったら、火を消して余熱で仕上げる(約5分)
7. 盛り付けて完成!
竹内シェフいわく、塩で食べるのがオススメだそうです!
スポンサーリンク
こねないハンバーグを作ってみた感想をレポート
はじめて、このレシピでハンバーグを作ったときは、 パパ大絶賛!!!
今までのハンバーグで1番おいしいと言っていただきました!
確かにお皿の上では流れなかった肉汁が口の中でじゅわ~っと広がります。
いつもなら焼いているときにハンバーグから肉汁が溢れてきて「もったいないな~」と思いながら作っていましたが、こちらのレシピはそんなこともなし。
また、強火を使わないので、焼き目がつきすぎることも、焦げることもありません。いつもより見た目もキレイに仕上がしました。
子どももパクパク食べてくれて大満足!
(わが子はかなり偏食で、ハンバーグすら食べてくれないことがあるのでので嬉しい)
今回はセロリなしで作ったので、次回はセロリも入れて作ってみたいです。
常識を覆すこねない究極のハンバーグの感動は作ってみないとわかりません!
-
土鍋のベストポットを口コミ!蓄熱調理・高い保温性は忙しい主婦の味方!【bestpot】
ベストポットってお洒落! 無水調理もやってみたい! でも、忙しい私にもちゃんと使いこなせるかな? こんな風にベストポットに魅力を感じつつも、使い勝手を心配している方は多いのではないでしょうか。 こちら ...
続きを見る